バッテリー覚え書2009/03/05 23:55

ドゥカに乗っていた頃に買った赤いトリクル充電器。左はアルプス電気。中身は同じだったりする。
刀のバッテリーが間もなく3年目。
 
経験的にそろそろ確実に終わる時期なので、
昨年暮れ、予め某大型二輪用品店のセールでゲットしておいた
古川電池製に交換した。
 
いつも使ってるユアサは適合品が置いてなかったんだよね。
 
古川はBanditが純正採用しているメーカーだから安心でしょ。
バッテリーは信頼性が命だから、怪しいブランドに手を出すことはしません。
これで結構コンサバティヴ(保守的)なんです。
 
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本体のキャップを外し、電解液(希硫酸)を入れて、充電器に繋いで初期充電…。
 
 
ものの五分もしないうちに、
辺りが電解液でびちゃびちゃになっちゃった!
 
慌ててゴム手袋を嵌め、
溢れた電解液をウエスで拭き取りながら、
何故こんなことになってしまったのかとひとしきり悩む。
今時のバッテリーは初期充電なんてしなくても使えるのに、
習慣で「それでもやっておいたほうが安心」と、
余計なことをしたのがいけなかったのかしら。
 
 
答えは、いつもお世話になっている
バイク屋Hu-techの仁衡氏が教えてくれた。
 
 
液式バッテリーは本体に電解液を入れたら、
暫くは何もしなくても酸が激しく反応してばしばし飛沫が飛ぶので、
20~30分放置してから、初期充電を行うものなんだそうです。
僕の場合、液を入れてすぐに充電器を繋いじゃったものだから、
反応し過ぎて液が溢れ出してしまったという訳。
 
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現在、都内の販売店では、電解液を注入して、
初期化作業を終えた状態でなくては、バッテリーを売ってくれない。
(そーゆう条例があるらしい)
話を聞いたときは、「ユーザーを馬鹿にし過ぎだろう」と憤ったけれど、
僕自身がその馬鹿なユーザーだったとわ。くそう。
 
無知って恐ろしい恥ずかしい。