強化アクスルシャフト仮組み2010/04/30 00:21

忙しくてBlogのUPがずるずるになってますが、4/10の出来事ですw


昨年暮れにオーダーしたクロモリ製の強化アクスルシャフトがやっと完成したとの連絡が入り、
その週末、早速Hu-techへ。

飛馬さんにちゃっちゃと取り付けていただきます。



焼付け仕上げで、なんとも言えぬ渋い色合い。



アクスルだけじゃなく、それを固定するクランプもワンオフ。
フォークが旧くてぼろいので色がちと合ってませんが、無視する方向で(笑)

剛性向上のため、クランプはノーマルより厚みを増し、
片側の座面がアウターとぴったり密着するようになっています。
精度はもちろん、面取りもすごく丁寧で、ちょうカコイイ!
k島さんTHANXです!!!



別にオーダーしていたクロモリのスタッドボルトはこの時点では完成していなかったため、
この日は適当な鉄のスタッドボルトで仮組み。

製作にあたり参考にさせていただいたまめしばさんのバージョンでは、
クランプを強化ボルトで固定していますが、
今回製作したアクスルシャフトは、構造上、ホイールを外すときは必ずクランプも外さなくてはならず、
メンテの度に締結を繰り返す部分。
…となると、アルミのアウターケース側は(雌ねじの)強度が心配ってことで、
ノーマルと同じスタットボルト方式に拘りました。

正確には、飛馬さんにアドバイスを頂いて、僕はそれに従っただけなんだけど(笑)
プロは目の付け所が違うよね。

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反対側は、ワンオフしたジュラルミン製のカラーに雌ねじを切って固定する方式としました。
(ホンダのモトクロッサーとかも同じ構造らしい)
これらの変更により、アクスルシャフトの締め付けでフォークが逆ハの字型にしなるという、
ノーマルの構造的な問題を解決することができる。
ナットが廃止されて、ささやかながらもばね下の軽量化に貢献…、


て、シャフトの長さ足りてないじゃん or-----z



なんでこんな情けないことになったのか。
もちろん、原因は僕にある。

カラーとナットを兼用する案は最後に決定したのだが、
既に採寸が完了していた設計図から、“ナットの厚み”だけアクスルの長さを詰めるべきところを、
“ノーマルのアクスルシャフトに雄ねじが切ってある部分の長さ”ぶん詰めるよう、
指示してしまったのだ!!!

僕ってやつは、なんて愚かで軽率で浅はかでアタマが悪いんだろう。しくしく。

↓これがノーマル。



とわ言え、ねじ山が噛んでいる部分の長さはノーマルのナットより多く確保されているから、
見かけがちょっとアレげなことを除けば、機能的に問題はない。
…筈だ。たぶん。おそらく。


仁衡氏:「液体ガスケット(信越KE45)で蓋しちゃったら?
      ぎゅって詰めて、カッターでぴーっと平らにするの。
      オフ車で中空のアクスルシャフトだと、中に泥が詰まるからみんなそうするんだよ」


僕:「うーーーーーん」


仁衡氏:「k島さん、精度しっかりしたもの造るから、
      ねじ締めたときにぷくって、膨らんできちゃうかもしれないけどね(笑)」


僕:「うーーーーーーーーーーーんんん



結局、SRXのボルトを流用加工して装着しました。


ちとダサい気がするけど、まあ、こんなとこ誰も見るまいて。
このボルト、樹脂っぽいけど素材はアルミです。

肝心のインプレですが…。
まだちゃんとワインディングとか走れてないんだけど、減速時の安定感とか、段違いっすよ。
うふふふふふふふふふふふふふっふふふふふふふふふふ。

いやー。僕まだまだ19インチで頑張れちゃうな(笑)