そらいろ号にST1をインストール2010/08/03 20:40

お題のとおり、harabow氏に譲っていただいたヨシムラST1カムを組みました。

送っていただいてから1ヶ月以上が経っている。
このところ、何かと凹む出来事が続いたので、
モチベーションが上がらなかったというのが遅れた言い訳です。
でも、やっぱりちょっと申し訳ない気持ち。

harabow氏、おれ、ぐずでごめんね。

---


作業にあたり、シリンダーヘッド周りのボルトをすべて純正(つまり鉄)の新品に戻す。

以前は錆びを嫌ってステンレス製のボルトにしていた。
しかし、アルミとステンレスは相性が悪いため、何の対策もないままに使うと電食を起こしてしまう。
ねじ山にスレッドコンパウンドを塗って組めば、大抵は問題ないのだが、
こないだ、別の作業でヘッドカバーを外したとき、
ボルトと接触している部分が電食で歪んでいるのを発見してしまった。

円筒部(ねじ山が切られていない部分)が無防備で、そこがやられちゃったのだ。
純正部品に採用される素材には、それなりの意味がある。

刀もあちこちにステンボルト使ってるんだよな…。徐々に(純正に)戻していこう。

---

ST1カムは、“ほどよい”スポーツ性と手軽さが売り。
バルブクリアランスはノーマルより広い(と言っても、S/M規定範囲の最大値)が、
バルブタイミングの変更や強化スプリングなどは不要で、ふつうにボルトオンできる。
面倒くさがりな僕にはありがたいパーツだw


約3時間ほどで作業終了。
早速、エンジンを始動してみる。


タペット音が煩いw


一瞬、組み付けをしくったかと思ったが、
この音はチューンドエンジンを積んだSRXで聞いたことがある。
そらいろ号がチューンドエンジン?
なんかピンとこないな。

暖気もそこそこに走り出す。
吹け上がりが軽く、早く、そしてスピードのノリがいい。
流すような走りでも、以前とは明らかに景色の流れ方が違う。
エンジンが元気になったぶん、
バイクの動きがきびきびしていて、楽しい!

ハイカムを組んだのに、低速が細くなるなんてこともない。
そらいろ号のエンジンは、ワイセコの1mmオーバーで排気量は620cc(圧縮比はSTD)。
ポートはNAG S.E.D.のキャブ仙人に加工して貰ってるし、
どノーマルに比べればもともとのトルクが太い。
多少下が削られても、問題ないって訳だ。

---


12年このバイクに乗ってきて、初めて“速い”と感じたよw

カムを交換したら暫くは慣らしが必要(と、すすむっちが教えてくれた)なので、
回すのはしばしガマンしなくちゃいけないンだけど、はたして、どこまでガマンできるかw
慣らしって、2~300km程度じゃダメかしら?www

コメント

コメントをどうぞ

※メールアドレスとURLの入力は必須ではありません。 入力されたメールアドレスは記事に反映されず、ブログの管理者のみが参照できます。

※なお、送られたコメントはブログの管理者が確認するまで公開されません。

名前:
メールアドレス:
URL:
コメント:

トラックバック