ビーチサイドグランプリ in FSW2010/08/08 11:40

ビーチサイドグランプリ主催の富士スピードウェイ走行会に参加してきました。

当日は、晴れときどき曇り。
程よい風があり、ちょー暑いってほどでもなく、雨の心配もなくとゆう絶妙なコンディション。
数年前に同コースで開催された2りん館の走行会は台風でキャンセルになったから、
今回はちょっとしたリベンジをはたした気分w

でも、屋根つきピットは四輪のチームに占拠されていて、僕らはパーキングに広げた青空ピットw
炎天下だったらまjで死んでたかもしれないwww

・誘ってくれた社長(本当に社長な訳ではない)のR1と僕の刀号。

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現地で偶然、まめしば氏にお会いしました。
mixiのつぶやきでこちらに来られることは知っていたので、
ひょっとしたらニアミスするかも知れないなー、と思っていたのですが、
氏が先にこちらを見つけて声をかけてくれた。

ガレージ湘南のオーナー、日向正篤氏のテスト走行のお手伝いだそう。
日向氏はかつてここFSWで行われたMCFAJ(クラブマンロードレース)で無敵を誇り、
15年連続8耐参戦という経歴を持つ鉄人ライダー。
二行でサラッと書いちゃいましたが、とんでもない人ですw

わざわざトランポを僕らの青空ピットの後ろに移動して、
ハーフタイムに話のお相手をしてくださいました。

んが、電装トラブルに加え、周りがあまりに遅すぎてテストにならなかったらしい。そりゃねえw

・社長(とゆうHNであって本当に…以下略)R1に跨るまめしば氏。

「R1のポジションは意外とラク」と感想を述べるまめしば氏。
それ、錯覚です。ヤマハに騙されてますwww

写真の右に、お腹と足だけ写っているのが、社長(本当に社長と…以下略)w

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刀号でまともに走るのはSLyで行われたTSCC走行会以来。
予想はしていたものの、“攻める”以前に、スピードに慣れるだけで精一杯ですw
僕がいい気になって遊べるのは、せいぜいアベレージが100kmに満たないミニサーキットでのお話。
160kmでフルバンクとか、ありえないからw

まあ、多少背伸びしたところで、へっぽこライダーであることには変わりない。
それより、そんな低レベルの走りでズサーしたら、あまりにざんねん過ぎる。慎重に行こう。

・コース広!

・四輪と合同の走行会なので、怖そうなクルマがいっぱいいますw


実は僕、刀号でまともに5速全開にしたことなんて、一度もありません。(>_<)

いやまjで。おっかねえものw
しかし、このコースには1,475mものメインストレートがあり、心ゆくまで全開走行を楽しめます。
FCRに集合管とゆうドーピングの効果も手伝って、
とうとう、240kmメーターを振り切ることに成功しました!
苦節13年。やるじゃん刀号。やるじゃんおれ。ぱちぱち。


本日の目標達成!おわりw


…と、したいところだけど、どうもバイクの挙動がおかしい。


トップスピードをキープできるのは僅か数秒。
やがて息付きして、失速してしまう。


まめしば氏:「ストレートでごぼごぼ言ってましたね」

日向氏:「(セッティングが)濃いのかもしれないよ。ここは標高も高いし、気温も高いから」


さすがに、こんな領域のテストはしていないからなー。

初めはストレートだけだったこの症状、
コースに慣れ、アベレージが上がってくると、次第に他の場所でも発生するようになった。
しかもだんだん酷くなる…。
アクセルを開けてもついてこないし、加速しない。
せっかく広いコースを走っているのに、抑え目の走りになってしまうことがもどかしい。

一旦ピットに戻り、停止してアクセルを煽ってみる。
エンジンには異音もなく、問題なさげ…。なんなんだ一体。


そこでようやく、これがガス欠の症状であることに気が付いたw


ガソリン満タンでコースに入ったから、本当にガス欠している訳じゃない。
燃料コックの流量が足りないため、
全開区間の多いこのコースでは、ガソリンの供給がおっつかず、
徐々にキャブの油面が下がってしまうようなのだ。

レーシングキャブならではの問題だよなー。
(そーいえば、某中央道とか某東北道でもときどき同じ症状が出ていたっけ…)

コックをON(負圧)からPRIに切り替え、再度コースイン。
完治とまでいかないものの、アクセル開度を誤魔化しつつ、どーにか二本目の走行を終えた。
やれやれ。

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・フルブレーキングの繰り返しで黒く焼けたディスク

撮影している僕の影が写っております。焼け方が斑な訳ではありません。念のためw

サンスターの320mmレース用ディスク+Brembo(パッドはメタリカ)の組み合わせは、
19インチサイズのバイアスタイアに対し、正直、オーバースペックだと思う。
でも、ここではその性能に大いに助けられた。

220kmからのフルブレーキングなんてしたことない。止まるだけで必死w
曲がるきっかけ作りのための減速とか無理。
緊張してコーナーへの繋ぎがスムースに行かないくらい肩に力が入ってしまうブレーキングは、
久しくしてなかった。
おまけに、4~5ラップもするとレバーのタッチがふにゃふにゃになって、
どっからブレーキが効き出すのかわかんなくなっちゃった。

でも、それは僕だけに限った話じゃなくて、
300km近いスピードが出るSSを駆る他の参加者さんも一緒だったみたい。
メインストレートエンドの右コーナーは、へろへろよれよれの人ばかりだったものw

自信なさげに走っている人は、背中で分かる。
ばびゅーんと抜かれても、暫く走ってると追いついて、また抜き返すことができちゃったりする。
「アー何処かで怖い目にあってペース落としたのね」みたいなw
で、「あんな旧っちいバイクに敗けるわけにはいかーん!」と思うのか、
気を取り直してまたばびゅーんと…www

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本気で速い人は、これだけ広いコースでも、
抜かれて二つ先くらいのコーナーで姿が見えなくなります。

先述の日向氏もそのひとりw

速いなんてもんじゃないよ。爽やかな風が横を吹き抜けたって感じ。
国際A級ライダーの走りを一瞬見れただけでも、
背伸びしてこのコースを走った甲斐があったとゆうものです。
思わず感動しちゃったw