キャブセッティング2009/06/13 09:18

サイドカバーがノーマルになったんだよ~ん。
面倒くさいからとつい伸ばし々々にしていた、
キャブの再セッティング。
だって、1JKのキャブは外すのも組むのも、何しろ手間がかかるのです。
 
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そらいろ号の基本スペックは、
NAG S.E.D.によるポート研磨+純正マフラー改。
更に、先日、パイプ径が若干太いチタンエキパイを投入したことで、
吸排気効率はノーマルより格段に向上している。
 
なのに、キャブはまったくのノーマル。
 
・冷間時の始動に長い暖気が必要
・低速走行時の息つき(エンジンが暖まるとやや改善)
・エアクリーナーが汚れていた方が調子が良い
・エンブレでアフター・ファイアが出る
・ときどきバック・ファイアも出る
・振動が多い(高回転時に顕著)
・点火プラグ真っ白
 
これらすべて、セッティングが薄いときに出る典型的な症状です(笑)
とっとと作業しろって感じだよ。
 
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セッティング変更は、(とりあえず)プライマリ側のみ。
PJを#46→#48、MJを#120→#124。
PSの戻し回転数は、S/M基準である2+1/2回転 とした。
 

 
二年前にエンジンを組みなおしてから、これまでの走行距離は約1万km。
 
外したキャブを観察すると、
バックファイアの影響で、スロットルバルブにお焦げが…(笑)
セカンダリ側のポートには、吹き返しの痕跡もあります (-_-)ゞ ウ゛ーム
 
ずっと無理させてて、ごめんよ。そらいろ号。
 
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作業後、軽く近所を試走すると、
エンジンの鼓動がまろやかになり、
低開度域からのピックアップも力強くなっていることが確認できた。
アクセルをぐいっと開けたときのリアへのトラクションのかかり方が気持ちいい!
最も多用するハーフ・スロットルでの扱いやすさも及第点。
暖気時間も以前より格段に短くて済む。
 
細かくチェックすれば、更に詰める余地はあると思うけれど、
今のところ、セッティング変更によるネガはないので、先ずは大満足。
いっこ1,640円もするPJを投資した甲斐があった(笑)
 
全開域のテストは次回のツーリングまでお預けかな?