ジャダー2010/11/02 22:01

極低速域で生じるフロントブレーキのジャダーは、そらいろ号の持病です。

停止寸前、速度にして5~10kmとか、その辺り。
握っているレバーにぴくんぴくんと嫌な手ごたえがあり、断続的にブレーキが抜ける症状が出る。

そらいろ号をツーリングにしか使用していなかった頃は、まったく気にならなかった。
症状が出るようになったのはサーキット走行をするようになってからだから、
恐らく、原因はハード・ブレーキングによるディスクの熱歪みだろう。

そんなに頑張ってブレーキかけてるつもりはないのだけどね…。



Hu-techにて、ダイアルゲージでディスクの歪みを測って貰う。

左:約0.1mm
右:約0.04mm

S/Mに記載されているディスクの振れ限度は0.3mmだから、規定値以内ではある。
が、だめなものはだめだ。

ディスクの修正方法は、歪みが大きくなっているポイントに油性マジックで印をつけ、
ハンマーと角材をあてがって叩くとゆう原始的なもの。
フローティング・ディスクなら、大抵の場合、これで直っちゃう。
尤も、最初期型SRXのディスクは、フローティングピンを持たないソリッドタイプだから、
ぶっ叩いて直すてのは、かなり強引な手段。ディスクが平らじゃなくなっちゃうでしょ。
他に手がないから仕方ないんだよね。


左右とも約0.04mmというところまで歪みを詰めてもらったところで試走。
ジャダーの症状はだいぶん治まった。
でも、すぐ再発するんだろうなーorz

第10回リトモ走行会(その2)2010/10/19 21:39

自分の画像ばかりUPしていましたが、
本来、リトモさんちの走行会は、
'60s~'70sのBMW、Guzzi、TRIUMHPといった欧州製のビンテージバイクが、
安心してコース走行を愉しむために催されています。

レギュレーションに適合しているとは言え、
設計年度が新しく、軽量コンパクトなSRXは飛び道具に近いポジションかも…(汗)
それでも20年前のバイクてところがアレですがw


・・・でも、このビンテージたちがまた速いんだなw

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・スタッフを除く参加者中の最速ラップを記録した、R50/5(90S)、niva氏の走り

バンク角の浅いフラットツインで、
SLyのようなミニサーキットを速く走ろうと思ったら、
ハード・ブレーキング→クイックな向き変え→フル加速!・・・の繰り返しになります。
しかし、このマシンてヴぁ、ドラムブレーキなのですw
どんだけ異次元の走りなんでしょ。

タイアは僕とおそろいのBT45様だそう♪

実は僕、旧いBMWって結構好きで、
もし刀に乗っていなかったら、こっち方向に行っていたかもしれない。
いやどう考えてももう増やせないけど。

・GS750 シルバージェット氏。

これまた渋い。
バリーシーンのレプリカつなぎに'70sのaraiフルフェイス。
カフェレーサー仕立てのZもお持ちだそうで、Hu-techに遊びに来て欲しいなーw
こーゆう若い子がもっといれば、日本の将来も安心なんだけれど(違
いい音してたっす。

・ちーさん&だるちゃん。

何故か右コーナーが苦手なだるちゃんのために走り方をレクチャー中のちーさん。

・だる・ぺどろさのリーンインw

ライディングフォームが、ダニ・ペドロサにそっくりだと思うのは僕だけでしょうか。
おっかなびっくりの1本目から最終的には6秒ものタイムアップ。まだまだイケるね!

・SRX-6 つねお氏

10年ぶりのサーキット。
FCRのセッティングがイマイチってこともあって、慎重な走行でしたが、
実は、筑波1分8秒台とゆうタイムの持ち主。

メットとつなぎの色で、贔屓にしているメーカーがわかりますw
いやホントわかりやすい。

・Guzzi 1000S Sugamura氏

長髪をなびかせ、ロッカーズスタイルで駆け抜ける。
こーゆう漢をこそ、硬派と言うのだwww

ちなみにこのマシン、刀よりクラッチが重く、刀よりポジションがきつかったw

・Triumph T140ボンネビル

同じクラスを走った、Ozawa氏のマシン。
メット被って表情なんて見えない筈なのに、一緒に走っているこっちに伝わってくるくらい、
楽しそうに、そして豪快に走ります。

ちょっと旧い話だけれど、WranglerのサイトにUPされた氏のコラムに、
僕とSAT氏が初めてこの走行会に参加した時のことがちらっと書いてあって、
見つけたときはすごく嬉しかった。
だって僕、「へたっぴで遅くてジャマなんじゃないか」ってずっと気にしていたからね。

でも、“ちょっと懐かしのヤマハ「SRX」”て、Ozawa氏のマシンのほうが、ずっと懐かしいですよ?w

・ダットサン・トランポ?

クルマまでビンテージ。こんなトランポなら僕も欲しいw
他にも、ポルシェ・カイエンにリアカーを牽引したトランポなんかもいて、
そーゆうの見ているだけでも面白いです。

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この日の走行会の様子を、RACING PHOTO LOOPさんが撮影してくださっていました。

独りで120LAPも走ったもんだから、僕の写真がむちゃくちゃたくさんあるw
こりゃ何枚か注文しなきゃね。

・ちーさん、近いよ~(泣)

ここまで迫られていたとわw
コースを覚えられてしまった以上、次回はお話にならないくらいの差でブッ千切られちゃうんだろうなーw
niva氏とSAT氏のお相手はお任せします♪www


・そして、イーノックさんのコメントを煽る写真で締めてみるw

僕にしては乗れていたこともあり、
ステップやマフラーはおろか、ブレーキペダルまで擦ってしまいました。
調子ノリ杉。そろそろ、この辺で抑えておきます。
そらいろ号を壊したくないもの。

niva氏のように、浅いバンクでもスパッと曲がるテクに憧れる今日この頃です。
それができるようになれば、刀号でももっといい感じに走れる筈なんだけれど…。

第10回リトモ走行会(その1)2010/10/13 22:45

11日は、SLy(スポーツランドやまなし)で、リトモ・セレーノさんの走行会でした。

前日の雨と打って変わっての晴天でちょう気持ちよかった。
ショップ名の“ritmo-sereno”は、イタリア語で“青空のリズム”という意味だそうです。
(by ちーさん)

ビンテーヂ・マシンのエグゾーストが響き渡るこの日のSLyは、
そんな素敵な雰囲気に満ち溢れていました。


しかし、今回は、スタッフを含めても走行台数がかなり少なめで、
赤字運営になってしまったようです(>_<)

Twitterでリトモ代表の中嶋さんに了承を得て、
mixiでSRX仲間の参加を募り、
どーにか直前に3名を召集することに成功w
この走行会の趣旨的に、SRXの数ばかりが増えてもアレなんですが、
緊急事態ということで大目に見ていただきましょうw

レギュレーションは、国産なら1981年以前生産の車両、
もしくは鉄フレーム2本サスのシングル&ツイン。
僕の刀は'87年式だからNG。モノサスのSRX IV型はいちおうOKだそうで。

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・最終コーナーの僕

harabow氏から譲り受けたST-1カムの効果で、吹け上がりが早くなったそらいろ号のエンジン。
キャブのセットがまだ合ってなくて、全開くれてやるとボコ付くのですが、
それでも、昨年5月の自己ベストを0.8秒も更新しました。
あまり深く考えず、リラックスして走ったのが良かったのかな。
一発じゃなくて、同じようなタイムを何度も出せるようになったのも、僕的に大きな進歩です。

こないだまで、ブレーキング時の安定性を求めてフォークの油面を上げていたのだけれど、
S/Mの指定値に戻すことでセルフステアを引き出しやすくなり、とても乗りやすくなりました。
スプリングはもちろんノーマル(25年モノw)。

サーキットを走るようになってから、
いろいろ試行錯誤していたライディングフォームもどうやら落ち着いてきたみたい。



・同じく最終コーナー、ちーさん

豪快なハングオフでカコイイっす。
SLy初走行、アーンド、右回りのコースは久しぶりとのことで、慎重にペースアップ。
午前中の走行終了時点では、
コースを知っているぶん、僕の方が若干、良いラップを刻んでいたのですが…、

「午後から同じクラス走るよ~。引っぱってね~♪」

…終わったw



・新旧SRXバトル

茂原で僕より2秒以上速いちーさんが、付いて来ない筈がない…。
終始、この間隔で小突付き回されましたw
でも、すんげー愉しかったですよ。
「遅くってツマンナカッタヨー」って言われないよう、僕なりにがんがった。

走行後、ストレートエンドのブレーキングが甘いと指摘されました。
たしかにあそこはちょっとラクしてるかもしれない。


・そして、9/100秒差でベストラップを競り負け、やさぐれる僕w

うそうそ。
これは走行前に屈伸運動しているとこ。バトルはこの後の出来事ですw
ファインダーがこっちを向いていたので、首をかしげて、おどけたつもりだったんだけど、
どー考えても僕はそうゆうキャラじゃなかったw

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続きます。

要再修業2010/09/13 22:59



あと1,000rpm、上が使えれば乗りやすくなるのに…。

長年の使用で磨り減ったSTDカムが原因で、
高回転域(と言っても、6,000~6,500rpm程度)がまったく使えないのは、
我がそらいろ号の弱点でした。

悩めるmakotoさんを見かねたharabow氏が手持ちのST-1カムを譲ってくださって、
「これはなんとしても自己ベストを出さねば!」と意気込み、
新品タイアにエアクリ、エンジンオイルまで交換して挑んだ、3ヶ月ぶりの茂原MotoBreak。
しかし、ちっともタイムに反映されませんorz

バイクの調子は悪くないのに、結局、ベストのコンマ7秒落ち…orz


ぶっちゃけ、寝かせ過ぎでマシンの向きが変わってねえ。

にぅタイア(相変わらずBT45様)による超グリップの恩恵で、
これまで膝を擦らなかったコーナーでもカンタンにスライダーが接地するから、
自分的に攻めてる感はあるんだけど…。

遅いんだよねw

しっかり減速してちゃんと向きを変え、
早めにマシンを立ててアクセルを開けていった方がタイム短縮に繋がる筈。
わかっちゃいるけど、その方法がわからないw
つか、忘れているwww

僕を抜き、引き離していく人たちの走りを後ろから観察する。
悔しいけれど、あーいうコーナリングをするのは難しいなと思う。

切り返しとか、スゲーシャープなの。
小さな動きで、クイクイ向きを変えてどんどん加速していく。上手い…。
どうしたら、あんな風にくるりと向きを変えられるんだろう?

感心しているうちに、遅いリズムに身体が慣れて、
まったくペースアップできなくなるとゆう悪循環に陥ってしまったのでした。ちぇ。


ぶつぶつ戯言ゆうとりますが、
顔見知り同士、わいわい言いながらのサーキット遊びはやっぱり愉しい!
仲間うちの転倒はゼロだったしね。
無事に走りきることがいちばん大事です。

皆さん、お疲れ様でした!また宜しく。

ST1慣らしツー2010/08/12 22:25

すすむっちに、カムを変えたらちゃんと慣らししなくちゃダメよと釘を挿されているので、
大人しめに徹した走りで房総ツーリングに行ってきました。
そらいろ号でソロツーなんて、初めてなんじゃないかしらん?w

アクセル操作を丁寧に、急加速、急減速を控え、
回転数の上限を4,000rpmチョイくらいに抑えて、とことことクルージングを愉しみます。


・かずさなかの駅にて

天気がなんだかはっきりしない。
そういえば、今日は真面目に予報をチェックしてこなかった。
まあ、降ったら降ったで諦めるか。

ときどき、シールドに水滴がつく程度のぱらぱらはあったけれど、
上総中野駅で休憩中、だあっと本降りになってしまった。

・雨宿りちうw

そこで、無人駅であるのをいいことにバイクごと雨宿りw

汽動車(電気じゃなくディーゼルで走る車両を汽動車とゆうらしい)は、
1時間に1本しか来ないから、短時間なら大丈夫でしょ。だめ?

10分ほどで止んでしまったので、そそくさと走り出します。
その後も、中途半端な雨が降ったり止んだり。
気分はあまり良くないけど、幸いにもシューズの中まで濡れるのは避けることができました。

・田園風景とそらいろ号

バイク屋のツーリングで房総を走るときは、先導を任されるMcCourtさん。
(いちおう、地元だからね)

必ず道を間違える。しかも、いつも同じポイントで間違えるw
のんびりツーリングは、正しい道を学習するのにもってこいの機会。
刀だと、重くて止まるのが億劫だから、いちいち地図なんかチェックしねえもんw
今回は、アタマの中に思い描いていたルートを、
珍しく完璧にトレースすることができた。

でも、次に走るときまでにはしっかり忘れてるんだよな。

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この日の燃費は26.5km/Lで、ノーマルカムを使用していた頃と殆ど変わりなかったです。
慣らし終了後、高回転を多用する走りに切り替えたら、幾分、落ちるかもしれない。

僕はそらいろ号でちょっといい気になって走るとき、
原則として、ワインディングなら5,500rpm、サーキットでも6,000rpmを回転数の上限としている。
そして、実際に5,500rpmより上を使用することは殆どない。
(↑タコメーターの反応がダルで実際の回転について来れないとゆう突っ込みは置いといて)

前回のClub@SRX全国オフでtoto氏やgizmo氏に嘘つき呼ばわりされたが、
これは本当の話で、少なくとも僕はそう心がけて走っている。
そらいろ号のエンジンは、はっきり言って回転しても大して面白くないし、
無理をさせてバイクを壊したくないのだ。
(↑とゆうより、壊れたら直す金がない)

だから、「あ、エンジンが辛そうにしているな」と感じたら、すっとアクセルを戻しちゃう。

バイクに無理をさせるのではなく、
美味しいところを美味しいうちに美味しくウマウマするのが僕の愉しみ方w

だけど、もし回転して面白いエンジンになったら…。
6,000rpmより先が痩せ我慢ゾーンから快感ゾーンに生まれ変わっていたら…。
どうなっちゃうんだろう?w